今日は『棟札(むなふだ)』という物について書きます。
私は建築について知らない事がたくさんで、只今詳しく勉強中ですが、昨日お客様の現場に行った際、天井をよく見渡しているとある物を発見! 一番高い場所に

右上に注目です↑ 拡大すると↓

なんだろう… と思いおもわず写真に写り父に聞いたところ、
父「棟札(むなふだ)だ」
との事。
棟札(御飾り)とは (※調べました)
※「築造・修理の目的で記した意趣分やその年月日や建築主・大工の名・工事の目的など 建築記録だが、関連して他の事に及ぶものもある。」との事。
棟札とは、建物に関わる『建築記録』等を記載した札の事だそうです。 (よくわからなかった為、ちょっと自分なりに調べてみました。)
なかには札ではなく、字を直接木に書く場合もあれば、鶴と亀の絵が施されている物もあったりと棟札もさまざまな様です◎
お客様の棟札は、よく見て頂くとわかる… わからないかな(笑)
鶴と亀が施されています◎
昨日、この棟札の話を父としていたところ、父が
父「(会社の)工場の天井にもあるだろう!」
と言うので「はっ!」としました!
まえからずっと「これはなんなんだろう?」と思っている物があって、父に言われて気付きました!
会社の棟札もアップです◎
鶴(よく見て頂くと鶴が描かれています◎)

&亀(亀もよーっく見て頂くとわかると思います◎)

全体像はこの様な感じです◎↓
すごくわかりづらいですが、鶴と亀、それと布を巻かれた矢が数本、矢には黒い線が何本も入っています。
今まで本当に「なんなんだろう?」と思ってはすぐ忘れてしまっていたのですが、謎が解けてすっきりです◎
棟札は、基本家が完成すると内側からも外側からも見る事はできなくなりますが、ずーっと皆さまの家の中で一緒にすごす事になる物なのだそうです◎
ちょっとだけ知識が増えました◎
(種市 知子)